2014年7月29日火曜日

自転車のブレーキ

アメリカで自転車に乗って驚いたことは、ブレーキが日本と逆なことです。
日本では左=後輪、右=前輪のブレーキが通常です。
アメリカでは左=前輪、右=後輪のブレーキなのです。
最初は本当に戸惑いました。

どうして日米でブレーキが逆についているのか考えてみましたが、どうにもわかりませんでした。
日本の車両が左側通行に対して、アメリカの車両は右側通行だから、逆なんだろうと無理やり納得していました。

ところが先日、自転車に乗っている人をみて理由を思いつきました。
アメリカでは自転車は完全に車道を走ります。
左折の時(日本でいうと右折の時)は左折レーンに入ります。
必然的に、ハンドシグナルを出す必要があります。
ハンドシグナルは、左手で出します。
これは自動車が左ハンドルなので、ハンドシグナルを左手で出すことがルールなのでしょう。

さて、自転車でハンドシグナルを出すと、ハンドルは右手だけで持ちます。
この時に、右ブレーキが前輪では都合が悪いです。
ハンドシグナルを出している時に、急ブレーキをかけると、自転車と一緒に前転してしまいます。
ということで、ハンドシグナルを左手で安全に出すために、右ブレーキを後輪のブレーキにしている、というのが僕の見解です。
他にも理由はあると思いますが。

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