2015年1月24日土曜日

アメリカの車の話

よほどの都会でない限りアメリカでの生活に自動車は必須だ。
そのあたりを紹介したい

車は注文生産ではない

ディーラーでは通常、たくさんの新車在庫を抱えている。
その在庫の中から気に入ったものを選ぶ。
日本のように色はこれ、オプションはなどというのは一般的ではない。
中古車と同じ感覚で選ぶと言うイメージでいいと思う。

同系列のディーラーでは情報を共有しているので、違う支店の車を手配してもらうことも可能だ。
日本と同様で、金額の交渉もある程度は可能だが、これは英語力と努力が必要になる。

中古車の価格が下がりにくい

中古車の価格は日本と比べ物にならないくらい高い。
5年落ちの中古車でも新車価格の70%くらいで売られている。
留学などで滞在期間が決まっている場合、新車で買うのもありだと思う。
アメ車とか日本ではなかなか手が出しにくいけど、アメリカなら思ったより安かったりする。

日本車は値段が高め

日本で外車が高いように、アメリカでは日本車が高めの値段だ。
それでも市内を見回すと50%近く日本車が走っている。
故障が少なくて、市民の評価を得ているのだと思う。
日本車は中古でも高めの値段になっている。
リセールを考えると日本車のほうが有利かもしれない。

維持費が安い

州によって法律が違うので一概には言えないが、日本と比べて自動車系の税金が安い。
Wisconsin州の自動車の税は年に$50程度(だったと思う)。
日本の自動車系の税金が高すぎるので、少しは見習ってほしい。
ガソリン価格も現在$2/ガロン、65円/リットル($1=120円換算)程度。
ちなみにガソリン価格は昨年から約半額になった。
原油安の影響がそのまま反映されている。

保険料は僕の場合年間$1500程度と少し割高になっている。
これは日本語対応の保険会社を選んだためだ。
自動車保険は任意で、日本のように自賠責保険の制度はない。
自賠責保険がある日本はアメリカより一歩進んでいると思う。


まとめ

運転免許の取りやすさ、維持費の安さなどは車が必須な文化を象徴している。
日本より維持費が安いこと、リセールが高いことを考えると多少の初期費用を差し引いても
人気のある車を選ぶのがいいと思う。

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